リプロダクトを始めたきっかけについて


歩きやすくその人に合わせた価値ある靴を・・・リプロダクトのはじまり

「足に合う靴がない・・・」

リプロダクトの靴を始めたきっかけは私自身、靴売り場での靴が合わないことがきっかけです。

靴の仕事を始めてから早いもので約12年が経過しています。

セミオーダーの仕事を始める前は、同じ靴の仕事でも打ち合わせが多く、靴のサンプルを持っての電車移動が毎日でした。

忙しく過ごすうちに、足はひどくむくみ、魚の目ができてしまい、靴擦れがして、靴が履けない状態に・・・困り果てた私は、スニーカーを履いて仕事に行くようになったのですが、やはりいつもスニーカーというわけにはいきません。。。

 歩きやすそうな靴を探して試したのですが、靴売り場の靴では踵がかぱかぱと抜けて、右足がいつもゆるい気がする・・・どうしても足に合いません。

そのうち自分の足が一般的な売り場の靴よりも踵や幅が細く、左右のサイズが違っていることに気が付きました。自分の足では既成の靴売り場の靴では履けない・・・ショックではありましたが、どうしても毎日仕事があるので、履いていく靴がないと困る・・・いろいろ考えた挙句・・・自分で自分の靴を作ることを決意しました。私は職人ではなかったので、その時仕事を一緒にしていた工場の職人さんに相談して、手探りで試作を始めたのがリプロダクトを始めたきっかけです。

 

「歩きやすい靴が欲しい」

 自分のためだけでなく、多くの世の中の女性で、靴に困っている人はいるのだろうか・・・と思い、身近な女性50人に協力してもらい、簡単な足と靴に関するアンケートをとりました。

びっくりしたのは靴が合わないという方が予想以上に多いという結果でした。同じように靴に悩む女性のため、少しでも役に立てるかも・・・と思い、工場の職人たちに相談して、市場に流通する商品を目指して製作することにしました。

工場の職人たちと何度も試作を繰り返し、約1年後ようやく最初のギャザーのパンプスのサンプルが完成しました。

 

「在庫を作って売らない」

昔も今も靴を試し履きしないで売るということに共感できず、フィッティングサンプルを送って試してもらうという、今思えば無謀ともいえるやり方で、ホームページ上での通信販売から始めました。いろいろな縁あって、半年後には百貨店のオーダーイベントにも参加できるようになりました。

少しずつですが百貨店イベントに呼んでいただいて、リプロダクトの靴を知ってもらい、オーダーいただく機会が増えてきつつあります。

 

「既成靴ではできないサービスを提供したい」

リプロダクトの立ち上げから早4年。今は浅草の路面店にて対面販売を中心にお客様のオーダーごとに細かくフィッティングし、足に合せてお作りしています。今は女性の毎日を足元から快適にしたいという目標に向かっています。

数ある靴の中からリプロダクトの靴を選んでいただきありがとうございます。

「靴擦れしない」「買って良かった」などのお客様からの感想がとても嬉しく、励みになっています。

オーダーメイドではない、セミオーダーではありますが、できるだけ100%でなくても、既成靴よりも履きやすく・少しでも快適に毎日をすごせるようお手伝いができればと思っています。

100人いれば100通りの足があります。

骨格や筋肉の付き方、生活スタイルで求めるものは皆様違っています。正直難しさを感じる時もありますが、これからも足を守り、みなさんの毎日を快適に過ごせるようお役に立てればと思っています。